こんにちは。サラミクです☺
2023年・5月に
初めてのハワイ旅行へ行って来ました。
娘との二人旅です♪
これだけを聞くと、
「おやこ仲良くていいね~」
とか、
「記念の海外旅行になるわね~」
とか、
お思いになるかもしれません。
確かに痛烈な思い出には残っています。
でもまさか こんなにも予定通りに
進まないとは…!!
そんな珍道中をここでしたためたいと思いますので
「こんな事にはならないように」
ご参考頂ければ幸いです。(;^ω^)
ハワイ旅行・事前準備編
なぜハワイ旅行の計画が持ち上がったのかと言うと、
娘からの提案でした。
勤めていた会社を辞めるにあたり、
心機一転 海外旅行に行きたいとの思いからです。
娘を一言でいうと「全然 今どきの女子ではない」し、
「ブランド物などの贅沢な買い物もしない」、
まさに「堅実」な娘です。
何だったら今から老後の為に蓄えなくちゃ!
と考えている有様。
(さすがにそれは早くないか⁉)
と内心思いますが、そこは母子家庭。
(遺産なんて残せないから自力で頑張ってくれ!)
と 心でYELLを送っておる日々であります。(*’▽’)
そんな娘が、
「外国の海が私の開運なんだって。
だとしたらハワイがいい!安全だし
ハワイの海の色がどんなか見てみたい!」
と 俄然ノリノリ。
GWとかのシーズンを過ぎれば少し安くなるようで
色々ハワイをネットで検索していくうちに
私の気分も盛り上がってきました。♪
『よし!一生の思い出にハワイへ行こう!!』
・・・大げさです(;^ω^)・・・
①飛行機のチケット&ホテル予約
まず「成田空港」か「羽田空港」のどちらが良いか、
から検討しました。
ハワイでやりたい事は2つです。
・ハワイの海でシュノーケリングをする。
・ハワイの星空を観察をする
定番かもしれませんが
私たちにとっては未知の世界です!
この2つの夢を叶えられる場所・ホテルを
何日も探しました。
それは『OUTRIGGER KONA RESORT&SPA』!
(アウトリガーコナリゾート&スパ)
ここしかない!!と自信満々の選択です。
「シュノーケリングツアー」はホテルから
徒歩で行ける集合場所があり、
「星空観察ツアー」はホテルまで
送迎バス(小型)がある。
完璧です。
ただ、ハワイ島なのでホノルル空港から
コナ国際空港まで行かなくてはなりません。
飛行機を乗り継ぐのか⁉
ビギナーには難易度高めでは⁉
と不安がよぎりましたが
能天気な母娘なので
「何とかなるでしょう✌!」
と、空き室が埋まってしまうので
飛行機のフライトを確認しながら
早めにホテルの予約をとり、ツアーを申し込む。
料金を比較するとコナ空港まで行くには
家からだと成田空港の方が安く行ける、
と落ち着きANAで絞り込んだのです。
チケットを取る際に気づきました。
「パスポート早く取らなくちゃだめじゃない⁉」
調べると10日ぐらいで取得できるそうなので
まだ大丈夫でしょう、と余裕こいてました。
この時は すでに4月末。
出発日は5月24日。
「おいおい!」と海外常連の方は
突っ込まれるかと思いますが
なにぶんビギナーなので焦りもしません。
仕事もあるので休日にしか
市役所へ申し込みに行けませんし。
やっと5月に入り休みが取れたのでパスポート用の
写真も取っていざ窓口へ!
②パスポート申請
市役所の窓口で出発日を告げると
「え⁉ギリギリですね!」と
びっくりしている感じ。
ここで初めて焦りました。
(まじか⁉ )
土日を抜かしての10日ぐらいらしい。
(ここ地元では)
受付の方が親切で
「何とか早めに出来るよう急ぎます。」
とはいえ役所なので
便宜を図るなんて出来ません。
この方の思いやりから出た声がけでしょう。
それでも有り難いです。
そんな中 待っていると何やら
2人がかりで書類を見ながら話している模様。
(・・? と思っていると名前を呼ばれ、
「○○さん、この写真にちょっと影が映ってまして」
と私の顔と写真を見比べてます。
「ここ、瞼の上に線が入っているでしょう?」
ルーペを渡され写真の指摘箇所を確認してみます。
(いや これ、ただのしわじゃない?)と思い、
「目のくぼみでしわが濃く映ってるのでは?」
と受付の方に説明しましたが、
「うーん…。入国の際にそう説明できますか?」
って。
難易度高いでしょうー!!
はっきり言って英語はしゃべれません。
そんな人が良く海外に行こうとお思いでしょうが
ポケトークという強い味方がついております。(;^ω^)
娘がレンタルしてくれました✨
しかし、どういう言葉で説明するのか?
偽造の疑いをかけられたら(;´Д`)!
「No No! ただのしわです!」
通じるはずがありません。
時間がないのに写真を撮り直した方がいいのか?
と迷いましたが
「まあ、大丈夫だと思いますので
この写真でいきましょう。」
役所の方は言います。
(ホントに大丈夫でしょうね…。)と
一抹の不安は残りましたがこの写真で申請。
出発日の1週間前に出来上がりました。
市役所の方、ありがとう!
③借り物のキャリーケース
少しでも節約の為、娘が友達から
キャリーケースを2つ借りてくれました。
私の分もね♪
だが1つはちょっと大きめ。
「まあ あまり詰め込めなければ
そんな重くならないでしょう!」と
2人でせっせと荷物をつめます。
ここでツアーの内容を振り返ってみましょう。
①シュノーケリング
水着・ラッシュガード・バスタオル・
着替えが楽ちんなワンピース・サンダル…。
こちらは必須です。
②星空観察
マウナケア山麓の星空を見るため、
結構 高度が高い場所まで行きます。
と言う事は夜は絶対寒い!
薄めのダウン・ジーンズの上に履く
裏起毛のジャージ・それ達を入れるリュック…。
これらX2人分。
その他の着替え、パジャマ、タオルetc…
みるみるうちにケースはパンパンに
なりました。
これはやばい。
ようやく閉めてみると
1人では持ち上がらない程の重さ。
「でも減らせないし、しょうがないか!」
…これが後々 あだになることに。…
いざ、ハワイへ
いよいよ出発 当日を迎えました。
駅までの交通手段はタクシーを。
①迎えのタクシー
成田発 20:10 の便ですが、どうせ
迷うから時間に余裕を持って出かけます。
地元の駅、12:02 発の特急の指定に
間に合うよう 家には11:20に迎えを依頼済。
ところが11:30を過ぎてもこない。
11:35になるので催促の電話をかけます。
「11:20の予約をした○○ですが
まだですか⁉」
少し切れ気味の娘。
ようやく到着したタクシーの運転手さん、
「すいません、11:40と聞いてたもので。
受けた者が勘違いしたのかなぁ」
と謝ります。
(とりあえず早く駅に向かってくれ!)
重いキャリーケースの積み下ろしに苦戦し、
(おじいちゃん運転手は手伝ってくれん!)
駅の階段を下りるのも一苦労。
重い、荷物が重すぎる!!
もう一つのキャリーケースもあるし、
小さいけどボストンバッグもある。
タクシーは遅いし、荷物は重いで
娘はもうキレてます。
前途多難の幕開け…。
(帰国後 しばらくたってから、
車の中にあったメモに気がつきました。
”タクシー 迎え 11:40”
やべ、そもそも 私の勘違いじゃん!
当然 娘には黙っています。
おじいちゃん運転手さん、ごめんね^^;)
②電車の乗り換え
さて、第1の難関。
都会の電車の乗り換えです。
いなか者には大変なイベント!
アナログな私たちは事前に調べた
道順を印刷した「紙」を頼りに進みます。
「ん?東部○○線にはどう行く?」
紙を何回も見てみるが、右か?左か?
はたまた上に登るのか?下へ降りるのか?
ここはどこなのか?
都会の駅の人並みに揉まれながら
右往左往するうちにケンカは勃発です。
娘「なんでこの紙、まるで違うじゃん!」
母「じゃあ ネットで調べればいいじゃん!」
母「… 何か検索しても良くわからない…」
娘「はぁ⁉」
重い荷物をカラカラ押しながら
やっとの思いで○○線に辿り着ました。
これが1回目の乗り換え。
あと1回乗り換えないと成田空港へは行けません。
そして次に乗るのは京成スカイライナーか
成田エクスプレス。
どちらに乗って空港へ辿り着いたのか
記憶にございません。
人間というのは嫌な記憶ほど
封印してしまうのでしょう。
おそらく脳の指令です。私の見解ですが。
ですがここで一つだけ優しい人に出会いました。
成田空港へ向かう電車なので
当然 外国の方も多いです。
重い荷物を棚に乗せようと2人で
持ち上げてましたが ふらふら。
そこへ当たり前のようにスっと
手を差し伸べ、荷物を収納してくれたのです。
「Thank-you so much!!」
この旅での初英語。
思わず言ってしまいました。
なんて外国の人は紳士的なのでしょう✨
あ、当然日本の方も紳士な方がいらっしゃいますよ!
でもシャイだからテレが入ったりしちゃいますよね。
「当然のことだから何も気にする事ないよ」
的な笑顔で返されました。
ささくれだった心に染みた出来事です。
そして成田空港到着!
第1ターミナルへ行く道すがら、
両替所を探す道すがら、
そしてWi-Fiとポケトークのレンタル機器を
受け取る道すがら、ひと悶着もふた悶着もあったのは
言うまでもありません。
③空港のお昼ごはん
やっとの遅いお昼ごはんです(*’▽’)
人間はお腹がすくと余計に
怒りっぽくなりますよね。
荷物を預ける時間にもなってないので
カラカラと引きずりながら、
「何食べる~?美味しそうだね~」
不機嫌さは吹っ飛びます。
和風のパスタ屋さんに決めました。
「やっぱり空港のご飯は美味しいね☆」
2人ともご満悦です。
分析してみました。
ケンカの一番の要因は、何か?
そうです。重い荷物です!
重いキャリーケースを転がしながら
道に迷い、右往左往することによって
イライラのボルテージが上がるのです。
ここで海外旅行上級者の方は
お気づきでしょう。
荷物は宅配サービスにすれば良かったのに、と。
そう。 帰国してから発覚しました。
自宅から空港、帰りは空港から自宅へ。
何て痒い所に手が届くサービスでしょう。
事前に知っていればケンカもせず、
もっと快適に旅行を楽しめたはずです。
後の祭りですが…。
④いよいよ 飛行機へ!
ようやく荷物も預ける事が出来、
ほっと一安心です。
時間にも余裕があるので空港を探検。
「疲れたからちょっと休もうか」
てな訳でネックピローを取り出し
ロビーでうたた寝です。
間もなく搭乗の案内が流れました。
「いよいよだね!」
搭乗口のGATE54へ並びます。
ドキドキです。
(色々あったけどやっとハワイに行ける!)
喜びながら席に着き、
機内用スリッパに履き替え、
「新作の映画も見れるねー☺」と
わくわく状態。
エンジンがかかります。
酔い止め薬も飲んだし、
飛び立つのを待つばかり。
すると動き出しました!
娘と顔を見合わせて
無言のうなずき。
(何の確認のうなずきかよくわかりませんが)
だんだん加速します。
ちょっとこぶしに力が入りました。
(いよいよだ!)
… あれ? 何か減速してない?
夜のフライトなので周りが見えませんが
グルグルと地上を旋回しているような。
「飛ばないね…」
娘も心配のようです。
30分はグルグルしているでしょうか?
娘「ハワイにつくまで燃料の残、大丈夫かなぁ」
母「さすがに それは大丈夫でしょう」
とは言っても素人にはわかりません。
ホノルル空港での乗り継ぎもあるし、
時間も心配になりました。
その時アナウンスが!
「お待たせいたしました。」と。
(良かった~)
無事に🛫離陸され滑走路のライトを
「綺麗だね」と見とれつつ、
こうしてHawaiiへの旅路が始まりました。♪
しかしこれは序章に過ぎません。
この30分越えのロスタイムが
悲劇をむかえる事になろうとは…
第2章へ続く!!~To be continued!~
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